私の家族もそうですが
宮城に住む友人達も、みんな強い意志を持ち、前を向いています。

小さなことに怯えているよりも、
もっとやることがある。やらなければならないことがある。
やっとそう思えるようになってきました。


小さな子供を育てている母親として
不安なこともたくさんあるけれど
とにかく、普段の生活を取り戻していくことが第一歩。
余裕が少しでも出て来たら、家族のため、地域のために出来ることをしていきたいなと思っています。



「今頑張らなくて、いつ頑張るの!」
テレビで見た被災した方のこの言葉、ずっと心に残っています。



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母親と連絡


電気は復旧したようです。
オール電化なのですが、地震でシステムが故障してしまい
すべてが使える状態ではないそう。


仙台や名取の親戚などと協力し、なんとか食料は間に合っているよう
でも、どこでも長時間列んで買うのは当たり前、だそう。
こういう時、頼りになる親戚が近くにいるのは本当にありがたい。


母親と弟は車がないので、移動手段が難しい。
実家のように車自体がなくなってしまったり、故障してしまった人もかなり多い。車を買いたくても買えないよう。
ガソリンの問題もですが、こちらもかなり深刻なよう。
車がなければどこへも行けないので、早く解決出来ることを望みます。


我が家は床下浸水で家は無事ですが
田んぼにあった大量のワラが庭に溜ってしまったようで、片付けを始めたそう。


震災後、初めて父親の声を聞くことが出来た
「30秒の差だった」と、教えてくれました。
自分が乗って行った消防車も流されてしまったそう。
役職ある立場として、今後も本当に気の遠くなるような職務があると思うけれど、復興のために頑張って下さい。
そして、幸運にも残った命、大切にして下さい。


弟や義理の妹も病院で懸命に働いています。
自分の子供たちに会えない状況で、たくさんの人を救うためにがんばってくれています。
それでも、やはり過酷な労働条件やストレスで「心が折れそう」と、もれてしまうことも。
被災した方々ももちろんですが、援助にまわっている方々もどうか体を大事にして下さい。





*我が家はとても幸運な方です。
 まだまだ辛い避難生活をしていらっしゃる方はたくさんいらっしゃいます。
 どうか早く、安心出来る生活が戻ることを願っています。


テレビでは三陸地方の被害ばかりが報道されていますが
亘理町 山元町も 大変な被害となっています。
ニュースなどでは全く触れられていないので、
支援や物資ちゃんと届いているのか、心配です